DeepSeek ショックを理解するための基本背景

FIRE

こんばんわ。
1/27のアメリカ市場では、NVIDIAの時価総額90兆円が失われた日となりました。
簡単に、NVIDIAとAI の関係について整理したいと思います。

NVIDIAはGPU で有名な企業です。
GPUは、すごくざっくりいうとCPU に近いものです。
CPU は皆さんお使いのPC にも使われているもので、インテルとかが有名です。
PC を人間に例えるなら、”CPU の性能が良い=頭の回転が速い”イメージです。
GPU の頭文字の”G”はグラフィックの意味です。
もともとゲームなどの画像処理に長けたもので、めっちゃ頭良い分、ちょっと特殊で高価というものでした。
高性能なCPU もあるなか、なぜわざわざ高価なGPU が人気になったのかというと、AI の演算処理にも応用されていたことが一因です。
AI は、栄養(大量データ)をいっぱい摂取して(処理して)、育っていくのが一般的。
その高速処理に高価なGPU という投資が必要だったということですね。

ただ、DeepSeek は効率的にAI 育てることができちゃうから、そんなに高速処理しなくても良くなりました!ということらしいです。
え、じゃあ普通にGPU でなくてよいじゃん→ NVIDIA の下げにつながったようです。
もともと過熱気味だったから、ちょっと逃げて様子見たいという感じもあるのかな、とも個人的には思いますが。。

ChatGTP など人気分野は、それだけ技術革新が進んでいきますね。
このような競争のおかげで、私たちの生活が豊かになっていくのだな、と思った出来事でした。

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