体調不良の時に読んでよかった本②

うつ・適応障害

生きづらさを感じたときに、読んでよかった本をご紹介します。
【幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない – ラス・ハリス著】

実は一度読もうとして、一回挫折しました。積み本と化し、そのまま買ったことも忘れてた。。
ちょっと分量は多めで、ある程度心に余裕が戻ってこないと頭に入りませんでした。
ただ、たまたまカウンセリングに伺った医療機関で勧められたこともあり、改めて読んでみたら、とても良かったです。

ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)を解説した本です。
まず、この本のタイトルにある『幸福』とは?という定義からはじまります。深いです。
誰でも幸福になりたいですよね。でも現代では、幸福を追い求めていくほど、他者と比較し、足りないものにフォーカスし、心配事から一時回避するために幸福とは反対の行動を取ってしまう。
その行動から負のスパイラルに陥る。という感じ(あくまで私の解釈です)
だからと言って「なんでもOK。うまくいく」みないな根拠のない楽観論とは違います。

いくつか行動の方針はありますが、例えば脱フュージョンは以下の感じです。
フュージョンは思考と現実が混じった状態であり、
・思考がプラスに働くとき→ その思考に注目。
・思考がマイナスに働くとき→ その考えを抑え込まず、ただ置いておく。格闘するのを止める。
みたいな感じです。

私、苦手なんです、楽観主義。だって、根っからの心配症なんだもの。
でも心配事の8割(9割?)は起こらないとも聞きますしね。
あまりに心配事にとらわれ過ぎたら「心よ、ありがとう」といって、事実と切り離して距離を取るイメージです。

実際に行動が見についているかというと、私は全然出来てませんw
でも、不安や嫌なことで頭がいっぱいぐるぐるな時に、行動方針となる何かが見つかる内容かと思います。

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